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澤乃井 秋あがり(東京)

熟成純米酒
720ml/1103円

寒中に搾ってから蔵でじっくり寝かせ、“秋あがり”する時期に蔵出しした熟成純米酒。器に注ぐとうっすら琥珀色。いかにもぬる燗にすると旨味が膨らみそうな佇まいをしており、実際その通りであった。「千社札」をモチーフに「奥多摩の秋」を木版画的に表現したラベルが、なかなか風情があってよろしい。
宿場町通りのセブンイレブンにて購入。肴はスーパーで買った刺身盛(鮪・帆立貝柱・鮭・カンパチ)と焼鳥セット。

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瀬島龍三 日本の証言

新・平成日本のよふけスペシャル番組スタッフ編

一九六七年六月の第三次中東戦争は…(中略)…かなり大きな戦争になるというように報道されていたのですが、私はたしかに一週間以内に終わると発言しました。 これも、湾岸戦争のときと同じで、公表されたオフィシャルなデータだけで判断しました。イスラエルがどのような戦闘機を、どのくらい持っているのか。地上軍の師団、機甲部隊の兵力はどうなっているか。対するアラブ諸国の空軍、陸軍はどうなっているか。それに、天候などの資料をそろえて、図上演習をやると、アラブ側は一週間もたないんです。(第五章「伊藤忠で育ち、伊藤忠を育てる」より)

日頃重いドラマは敬遠しているが、なぜか現在放映中の「不毛地帯」は欠かさず観ている。そしてドラマの周辺情報を通じて、主人公の壱岐正には瀬島龍三という実在人物のモデルがいると知り、興味を覚えて図書館で借りたのが本書。確かに、大本営の作戦参謀として直接作戦計画の立案に関わり、敗戦後11年にわたってシベリアで抑留された後、日本に帰還して四十代半ばにして総合商社に入社。航空機や自動車のビジネスに関わる一方、総合的な経営計画を立案する業務本部のリーダーとして頭角を現し、出世コースを駆け上っていく主人公は、まさに本書で語られている瀬島氏の半生と大いに重なっていた。
瀬島氏については名前を知っていた程度で、本書のベースとなった「日本のよふけ」という番組についても数回観たものの、鶴瓶やナンチャンと一緒に矍鑠とした老人が出てたなあ…という程度の記憶しかない。今オンエアしてくれたら確実にチェックするのに。

私は、二五年の重労働という刑を受けて、実際には一一年で帰国できたのですが、そういうことを含めて、「悲観的に準備をし、楽観的に対処する」ということが、大切かもしれませんね。…(中略)…これはいまでも、いろんなところに活かすことができるのではないでしょうか。人間というのは、どうしても楽観的に準備をして、そして事が起きたならば悲観的になりがちですから。(第六章「国家と社会への献身」より)

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