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浜福鶴(兵庫)

大吟醸備前雄町
720ml/928円

北千住「ザ・プライス」の酒売場で思いがけず灘の「浜福鶴」に遭遇。全量備前雄町使用の大吟醸(精米歩合50%)で1000円を切る価格は驚きだが、「浜福鶴」の造りなら外れはあるまいと思い即購入した。“酒米の元祖”と言われる雄町米の中でも、岡山県備前地区のものは品質の高さで知られている。
お造り(鮪・鰺・鮭・鰹ほか)とにぎり鮨、そして白子ポン酢を肴に早速封を開ける。酒器に注ぐと大吟醸らしい華やかな香りが立ち上り、口に含むとスッキリとした中に、ふくよかな旨味が広がる。キレイな味わいの大吟醸。

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ザグを探せ!

マーティ・ニューマイヤー著/千葉敏生訳

・ブランドとは、商品、サービス、企業に対する消費者の直感だ。
・似たもの商品・横並びサービスに囲まれている消費者は、あふれかえる物の中から勝者をえり分けるための“何か”を探している。
・商品やサービスが極度に氾濫する現代においては、差別化だけでは不充分だ。必要なのは、「過激な差別化」なのだ。(「まえがき・プロローグ」より)

「ザグ」とはジグザグの「ザグ」。ジグザグの線は「ジグ」方向と、その逆の「ザグ」方向から成り、他社が「ジグ」ならあなたは「ザグ」へ進むべき、というのが本書の趣旨。一時話題になった「ブルーオーシャン戦略」をカジュアルに、取っ付きやすくしたイメージだが、本書の方が具体的かつ実用的だ。特に「ザグをデザインする」17項目のCheckpointが有用。親切にも記入用のシートまで付いている。順に「1.あなたたちは何者か?/2.何をしているのか?/3.ビジョンは何か?/4.捕らえているトレンドは? /5.ブランドを取り巻く状況は?/6.あなたたちの「唯一性」は?…」といった内容だが、読者が抱える実際の課題に応じて取捨選択すれば、結構使えそうだ。
他にも、ブランドの成長過程は「チョキ、グー、パーの順」で、チョキ(フォーカス)はパー(規模)に勝ち、パーは勢い(グー)に勝ち、勢いはフォーカスに勝つ、という独自の論法がユニーク。数多の戦略本がある中、本書自体がまさに「ザグ」を実践している感がある。

あらゆるブランド・コミュニケーションは、内部のポジショニング方針(これを「トゥルーライン」と呼ぼう)に基づいて発せられたものでなければならない。トゥルーラインとは…(中略)…あなたのブランドについてのたったひとつの事実のことだ。トゥルーラインとは、競合他社が主張できない(しない)ものであり、顧客が価値と信頼を置くものでなければならない。…(中略)…トゥルーラインとはブランドの「独自の強み」であり、ブランドが顧客にとって価値のある理由のことである。(「CHECKPOINT11 ブランドをどう説明するか?」より)

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