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初孫(山形)

生もと純米吟醸・旬香
720ml/1349円

「旬香」(しゅんか)は搾ったままの生もと造りの純米吟醸を氷温貯蔵し、新鮮な風味を生かして瓶詰めした出羽燦々100%(精米歩合55%)の季節限定品。器に注ぐと吟醸酒らしい華やかで品の良い上立ち香が鼻腔をくすぐり、口に含むと爽やかな酸味と甘味がバランス良く広がり、その後を生もと造りならではのしっかりとした旨味が追いかけてくる。後味もさっぱりしているため、食中酒にも最適。
肴は食遊館で半額調達した鰹と天然鰤の刺身。

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コミュニケーションの社会学

長谷正人・奥村隆[編]

じっさい、自分はコミュニケーション力が低い、コミュニケーションが下手だ、といった悩みを訴える学生なども少なくないのだが、客観的にみると、コミュニケーションの能力が低いというより、コミュニケーションのなかで生じるディスコミュニケーションに対して敏感であるにすぎない場合が多い。そういう感受性のゆえに、かえって対応がうまくいかないのだ。だいたい、自分はコミュニケーションが上手だ、得意だ、などと思っている人のほうがどこかおかしいのである。(第5章「対話というコミュニケーション」より)

この15年程の間に、コミュニケーションの手段は劇的に進化し、また多様化した。ネットの世界でも、少し前までブログやmixiがもてはやされていたが、今はどうやらTwitterである。何気なく、あるいは意図的に“つぶやいた”言葉が別の“つぶやき”によってフォローされ、その連鎖と波及が新たな情報や気づきを生む。そんなコミュニケーションの形態がここまで話題を呼ぶとは、一年前に誰が想像し得ただろう。
考えてみると、メールの様に返事を期待するものでもなく、mixiみたく“友達の輪”的でもない。誰かが読んでくれてるだろう…と想定しつつの“言いっぱなし”の言葉であり、誰に対する何の強制もない。単なる“つぶやき”だから、スルーしても構わないし、リアクションがなくても傷付かない(フリができる)。いかにも今風のコミュニケーションであるし、こうした浅く、広く、軽いコミュニケーションこそが、今の気分なのだろうか。

多様性が賞揚されるこの時代に、自己と他者のあいだの安定した関係を担保してくれる共通の目標を見つけることは難しい。しかし同時に、この時代を生きる自己は、普遍的な基準に合わせることで安定感を得ようとするのではなく、具体的な他者から承認を受けることでそれを保とうとする。そのため、他者とつながることに対してつねに強迫観念を抱き、他者への依存度が増している。したがって、コミュニケーション回路に載せられるべき切実な課題はすでになくなっているにもかかわらず、その回路だけは切実に死守していかなければならない。(第14章「フラット化するコミュニケーション」より)

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