
フリー 無料からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン
ウェブの急成長は、疑いなく無償労働によってもたらされた。人々は創造的になり、何かに貢献をし、影響力を持ち、何かの達人であると認められ、そのことで幸せを感じる。こうした非貨幣的な生産経済が生まれる可能性は数世紀前から社会に存在していて、社会システムとツールによって完全に実現される日を待っていた。ウェブがそれらのツールを提供すると、突然に無料で交換される市場が生まれたのである。(第12章「非貨幣経済」より)
「タダより高いものはない」と昔の人は言ったが、そんな先人の金言に逆らう如く、タダにすることでお金を生む戦略を説いて売れたのが本書。とはいえ、何でもかんでもタダにすれば儲かる、という安直な話ではない。何百万本でも無料で作れて、かつ何百万人に配布しても大して費用のかからないデジタルコピー的な商品でなければ、FREE戦略は使いづらい。そして何より、タダで何かを提供する裏側で、Googleの様にきちんと収益源を確保する仕組みを整えることが肝要だ。要するに「損して得取れ」、浪花のあきんどの様に「転んでも“タダ”では起きない」しぶとい計算があってこその「FREE」である。
取り立てて新しい事は書かれていないが、自分達にもFREEから武器が作れないか?と考えるきっかけにはなった。
フリーは魔法の弾丸ではない。無料で差し出すだけでは金持ちにはなれない。フリーによって得た評判や注目を、どのように金銭に変えるかを創造的に考えなければならない。その答えはひとりずつ違うはずだし、プロジェクトごとに違うはずだ。その答えがまったく通用しないときもあるだろう。それは人生そのものとまったく同じだ。(第16章「お金を払わなければ価値のあるものは手に入らない」より)



大法螺(北海道)
純米酒
720ml/1300円
創業10周年ということで、今年の社員(研修)旅行は二泊三日で札幌〜ニセコへ。初日の夕食会は南3西4にあるキリンビール園新館で行ったが、集合までの時間を利用して、真向かいの炉端焼「たかさごや」で一時間程のんびりと一人呑みを楽しむ。約10ヶ月ぶりに訪れたが、AMラジオから昭和の歌謡曲などが流れていて、いつもながら何とも言えず良い雰囲気の店である。
さて、つぶ貝の刺身に合わせて注文した「大法螺」は、石狩平野のほぼ真ん中にある新篠津村産きらら397で造った(精米歩合60%)、スッキリ系辛口の純米酒。蔵元は「国士無双」などで知られる旭川・高砂酒造。
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