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東薫(千葉)

純米無濾過生原酒・大辛口
720ml/1155円

「東薫」は、「東海道四谷怪談」が江戸中村座で初演された文政8年(1825)に創業、下総の水郷佐原で豊富な水と良質な早場米、江戸への水運の良さを武器に、首都圏に佳酒を提供してきた東薫酒造の主銘柄である。今回「食遊館」で購入した純米無濾過生原酒は、低温で長期熟成させた大辛口で、日本酒度は何と+ 11。キレとまろやかな旨みがあり、甘みを感じさせない骨太な飲み口である。肴はおでん。

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非社会性の心理学

なぜ日本人は壊れたのか
加藤諦三

約束もしない。それを守ると言うことを意識すらしない。それでもそれを守る。
お互いに言わなくてもお互いに当たり前にそれを守って生活をして行く。
それが自然に生活をしていると言うことであろう。
非社会的な人は社会の枠組みからはずれている。
社会の枠組みからはずれている人が何かをしたときに、「その動機は何か?」と追及することは無駄である。社会の枠組みの中での動機などない。(第2章「自然な感情や共通感覚はコミュニケーションから生まれる」より)

近頃、マトモじゃないなあと思う人達の話をよく耳にする。「望んで子供に食べさせてる訳ではないから」と、裕福なのに給食費を払わない小学生の親。「私も同じ電車賃を払っているのだから」と、高齢者に席を譲らず平然としている若者dtc.。わざと屁理屈を言って周りを困らせる人は今も昔もいるが、最近のマトモじゃない人達は、それとは少し違う。本書で言う「非社会的」な人々である。非社会的な人とは、「人として当たり前の感情」を持っていない人のこと。「反」社会的な人は法律で取り締まることもできるが、「非」社会的な人は、法に触れる行動を取る訳ではない分始末が悪い。
こうした非社会性を、著者は歴史的・社会経済的な視点も含めていろんな角度から分析し、世の中が合理性や効率を追求しすぎた故にこの種の感覚を持つ人が増えたのだ…と結論づけている。「当たり前の感情」を持たない人達が増殖すると、この先日本は相当ヤバイことになりそうだが、本書にも確たる処方箋はない。

共通感覚とか自明性と言うのは、共同体を共同体たらしめている意識である。それなしに共同体は存在できない意識である。
その意識のないのが非社会性である。
法には反していないけど、人道に違反している。
それをする人の共通性がある。それはずるくて一貫性がないと言うことである。彼らは利己主義で自己中心的で所属感が欠如している。それが非社会的な人の共通性。(第4章「非社会化する日本社会、非社会性の浸透」より)

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